シャモニクラブ 山行記録

一ノ倉沢凹状ルート

日時:2014年5月30日〜31日

参加者:冨田(L)、長嶌


5月30日
谷川指導センター泊 他に1パーティ3名が同宿。

5月31日
2時起床、3時過ぎにセンターを出る。
4時15分一ノ倉出合着。ハーネスを付け、4時30分出合発。
雪渓はテールリッジ末端まで繋がっていた。6時凹状ルート取り付き着。後続が2人到着したが、我々より準備が早かったため、先に取り付いてもらう。そのパーティが、当初2人と思っていた所、4人である事がわかり、しばらく待機することになる。

7時スタート。
1P取り付きから右へ5mトラバースし、30m左上。2Pスラブを40m左上。ここまで冨田リード。1P、2Pは中央カンテと同じルートを取る。

3P長嶌リード。落石の通り道のルンゼ状スラブを30mほど右上。先行パーティが 上を行くが落石が多く2,3センチ程の小石から30センチ四方の石まで落ちてくる。「ラク」の声が何度も響き、ビレー点まで緊張して登る。

4P冨田リード。このルートの最初の核心。垂直に近い凹角を40m弱直上、ビレイポイントは強化されており安心。

核心部、4P凹角

5P冨田リード。形状の入り混じったフェースを35m登る。出口はややかぶり気味。右へ乗越すとテラスに出る。

6P冨田リード。上を見上げると、崩壊した岩が白く見える。3mほど右へトラバースし、チムニー状の凹角を7m程登り、左のカンテ状のフェースへ出る。チムニーの中の岩はどれも浮いている様子で、「下の部分がすごく悪い」と声が聞こえる。フォローで長嶌が続き、冨田がビレーしている場所を過ぎ、リードを長嶌に交替し草付きまじりのフェースを10m程先に登り、灌木でビレー。

7P冨田リード。20m程のフェイスをランニングを取ることなくクラックの手前まで 登り、フレーク状のクラックを10m、簡単なフェースを10m弱で終了点。11:30登攀終了。

最終P クラック

終了点で1時間程休み、中央稜を下降ルートとした。下降を始めると下降している先行パーティに事故があったようで、ビレーポイントで待たされたり、岩溝にロープの結束部分が引っ掛かって登り返し(冨田)たりと、かなり時間がかかってしまった。

凹状ルート全体を通し、特に3Pから上は浮き石だらけ。1つ1つホールドを確認し、フットホールドも都度確認しながらの登攀であった。
晴天に恵まれたが、まさか凹状に我々を含み4パーティ10名が入るとは想像していなかったので、上からの落石や自分でも落とさないよう非常に神経を使った。また、ルート途中所々、小さい岩溝にハクサンイチゲが咲いていた。落石を除き、とても良いルートでした。
(長嶌記)

12:28 終了点


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